コロナの「緊急事態宣言」「おうち時間」「オンライン授業」「リモートワーク」等で家での生活が大幅に増えた。この影響で、利用時間に変化が起こり、また、SNSの用途も変化したのではないかと考える。
「外出自粛による影響で、SNSを利用する時間が増えたのか?」という質問に対し、 すごく増えた:8.7% 増えた:25.8% 普段と変わらない:63.7% 減った・すごく減った:1.8% という結果だった。
「コロナ以降、利用頻度が増えたSNSはどれか?」という質問に対し、Twitter:67%・LINE:60%・Instagram:39%・Facebook:29%・その他:6%という結果だった。ちなみに、「コロナ以降、利用する頻度がもっとも増えたSNS」はTwitterが46%、LINEが29%だった。
利用する頻度がもっとも増えたSNSを利用する目的としては 「新型コロナに関するニュース等の情報収集」がTwitter(73%)・LINE(66%)・Facebook(64%)で1位、Instagram(63%)では2位だった。 「趣味や好きなことに関する情報やコミュニケーション」がInstagram(73%)で1位、Twitter(61%)で2位だった。
ここから、SNSに時間を費やした傾向があるということ、Twitterは情報収集、LINEはコミュニケーションのインフラであることが浮き彫りになった。
ここまで消費者は今企業SNSをどう見ている?「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者のSNS利用実態調査」結果発表 より
自分の視点から、コロナ以降のSNSの利用時間が増えた傾向であっても、外出自粛で出かける機会が少なくなったこと、密を避けなければならないことから大人数で集まる機会も控えなければいけなかったこと、さらに、インスタライブなどといったやオンラインコンテンツが増えたことにより「投稿<閲覧」というスタイルに変化したのではないか、また「映え」という意識が減少しているのではないかと感じた。